神様ゲーム(2) カミハナニヲエラブベキ
宮崎 柊羽 / 角川書店
とにかく神様ゲームの話をしましょう。
今度も面白かった。
前と同じで、神様とかなんとか言っても、その小説の中の事件は現実の中にも起こりそうから面白い。まぁ、多加良だけが見える花とかを別にすればね。
とくに章節の前の冒頭が好きだ。
謎のような短文を章節の前において、最初は何を言いたいか分からないが、その章節の事件が終わって、もう一度その短文をみれば、その描き方に感心した。そしてそう改めてみれば、その短文が表したキャラ達の気持ちが心の中にしみる。こんな気持ちが、俺は好きだ。だから何度も何度もページを前に巡って何度も何度もそれを読んだ。
小説の内容、、
まぁとりあえず楽しい学園物だな。
かのうというつちの神様(生徒会のメンバーにとってはた迷惑の代名詞だが。)の罠で主人公が人の願いを叶わなきゃならないという特別なシナリオの上に築いた暖かい物語。
生徒会のみんなさんは素晴らしかったし、神様会長鈴木も面白かった。
でも一番好きなのはやっぱり主人公の秋庭多加良だ。
自分に自信を持つ、自分が決めたことしかやらないとか言い張ってるくせに、他人を助けるために協力を惜しまなかった。「お前がなにを選んでも、この秋庭多加良がそれを肯定する。」この台詞を見るたびに目が潤んで涙が出た。いい奴だな、、、美形だし、、、
よく見られる話だが、、頭がいいのに割りと鈍感な奴、そんなタイプの主人公。
他人が自分の顔を見るとうろたえる事を自分の顔立ちが凶悪だからと解釈しているところが面白い。保健室の先生は「秋庭多加良をひそかに思い忍ぶ同盟」の会員4649番で、その同盟は高等部に限らず、中等部にも分室があって、OB・OG会もあるとか、こういうところも面白い。(その当人がそれを先生のたちの悪い冗談だと思って聞き流したけど。)
とにかく面白い小説だ。
みんなにも時間があったら見てください。
多分、いい暇つぶしになるんだろう。
宮崎 柊羽 / 角川書店
とにかく神様ゲームの話をしましょう。
今度も面白かった。
前と同じで、神様とかなんとか言っても、その小説の中の事件は現実の中にも起こりそうから面白い。まぁ、多加良だけが見える花とかを別にすればね。
とくに章節の前の冒頭が好きだ。
謎のような短文を章節の前において、最初は何を言いたいか分からないが、その章節の事件が終わって、もう一度その短文をみれば、その描き方に感心した。そしてそう改めてみれば、その短文が表したキャラ達の気持ちが心の中にしみる。こんな気持ちが、俺は好きだ。だから何度も何度もページを前に巡って何度も何度もそれを読んだ。
小説の内容、、
まぁとりあえず楽しい学園物だな。
かのうというつちの神様(生徒会のメンバーにとってはた迷惑の代名詞だが。)の罠で主人公が人の願いを叶わなきゃならないという特別なシナリオの上に築いた暖かい物語。
生徒会のみんなさんは素晴らしかったし、神様会長鈴木も面白かった。
でも一番好きなのはやっぱり主人公の秋庭多加良だ。
自分に自信を持つ、自分が決めたことしかやらないとか言い張ってるくせに、他人を助けるために協力を惜しまなかった。「お前がなにを選んでも、この秋庭多加良がそれを肯定する。」この台詞を見るたびに目が潤んで涙が出た。いい奴だな、、、美形だし、、、
よく見られる話だが、、頭がいいのに割りと鈍感な奴、そんなタイプの主人公。
他人が自分の顔を見るとうろたえる事を自分の顔立ちが凶悪だからと解釈しているところが面白い。保健室の先生は「秋庭多加良をひそかに思い忍ぶ同盟」の会員4649番で、その同盟は高等部に限らず、中等部にも分室があって、OB・OG会もあるとか、こういうところも面白い。(その当人がそれを先生のたちの悪い冗談だと思って聞き流したけど。)
とにかく面白い小説だ。
みんなにも時間があったら見てください。
多分、いい暇つぶしになるんだろう。
by macotosd | 2006-02-01 18:11 | 本関連
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